

OVZ: SIN AGAINST SINのデモ聴きました!ffo.で取り上げていた43 URBANを始め、Straight Savage StyleやImmortality,DYINGRACEといった日本の大阪や関西のハードコアを彷彿させるサウンドに興奮しました!今、世界のあちこちで"Osaka Style"のバンドが出現しているんだけど、日本人の私にはなぜ今?と不思議に思います。あななたちの見解など聞かせていただけますか?
Ethan: ありがとう!!僕が日本のバンドにハマったきっかけはStatecraftで、そこからもう全部に夢中になったんだ。特に大阪のバンドがすごく好きで。あの独特の雰囲気とかスタイルは、他のどのバンドにもないもので、本当に面白いと感じたよ。
ずっとそういうスタイルのバンドをやりたいと思ってたんだけど、ちょうど今のメンバーたちが「そういうの好きだって知ってるから一緒にやらない?」って言ってくれたんだ。僕がその手のことにめちゃくちゃオタク気質で詳しいのもあってね。
Demonstration of PowerやMoment of Truthみたいなバンドは、DyingraceやImmortalityみたいなバンドの人気にも大きく関わってると思うよ。それに今の若い子たちは、特にこっち(海外)では、シーンにハマると昔のバンドをどんどん調べたり、なるべく多くのバンドを掘り起こしたりして全部知りたいって気持ちが強いんだよね。だから自然と、深く掘っていくうちに、昔の日本のバンドにも辿り着くようになる。日本の外では忘れられてしまっていたようなバンドもね。
それと、「Japanese Mosh Compilation(日本のモッシュ特集)」のYouTube動画も、そういうバンドを世界に広める上でめちゃくちゃ大きな役割を果たしてると思う。あの動画を観たキッズたちは、Straight Savage Styleの「Hardcore Pride」みたいなヤバすぎる曲を聴いて、さらにとんでもなくスタイリッシュでクレイジーなモッシュを目の当たりにして、「これはもっと深く知りたい!」って気持ちになるんだよね。
あの動画は自分にとっても完全に入り口だったんだ。あのモッシュコンピは、こういうバンドにハマるきっかけとして本当に大きな役割を果たしてくれたよ。もうずっと「Hardcore Pride」のVHSに夢中で、何年も追いかけてたんだ。で、今年の初めについに「Hardcore Pride 3」を手に入れることができたよ!
OVZ: 詳しい見解ありがとうございます、あなたたちのサウンドには、日本だけじゃなくて世界中に響くような普遍性と強さがあります!
ところで、今回のデモで使用されているアートワークのモチーフは、日本の中世に生きた侍、島村孝則という人物であることをご存知でしょうか。

彼は主君に忠誠を尽くして仕えましたが、裏切りによって、自軍の数千人とともに水死するという悲劇的な最期を遂げました。彼の無念が蟹に乗り移り、甲羅が彼の憤怒の表情に見える「島村蟹」という種類が存在するという言い伝えがあります。

この物語は、あなたたちのサウンドと本当にぴったりだと思うんです。完璧にハマっている感じがします。
日本以外のアーティストが浮世絵や日本の伝統的なアートをビジュアルに使うとき、どんな意図や意味が込められているんでしょうか?もしよければ、ぜひあなたの考えを聞かせて貰えますか?
Ethan: それは本当にすごい話だね。実はそのことは知らなかったよ。今回のアートは友人のカイルにお願いしたんだけど、音楽に合うように、日本らしいアートにしたいって強く思ってたんだ。この話、めちゃくちゃカッコいいから絶対に調べてみるよ。
自分は昔からずっと日本のアートや文化、服、音楽が大好きで、いつか日本を訪れるのが夢なんだ。自分にとってアートを使う理由は、ただ単純に「美しい」と感じること、そして日本文化への愛とリスペクトを表現したいっていう気持ちからなんだ。他の人がどういう理由で使っているかは正直分からないけど、自分の場合は、単に「カッコいいから」とかそういう理由以上に、もっと深い繋がりがあると思ってるよ。
OVZ:最後に一言お願いします!
Ethan: デモを聴いてくれてありがとう。日本にも届いたって思うと、本当にすごく嬉しいし、クールだなって感じてるよ!