ovz: 自己紹介をお願いします。最近レーベル活動を再開しましたが、もしきっかけや背景にストーリーがあれば、ぜひ聞かせてほしいです。

Dan: こんにちは!Dan Gumpです。妻のAlisonと一緒にLife Sentence Recordsを運営していて、バンドExcessive Forceではボーカルも務めています。
レーベルを再開した理由はシンプルで、ソルトレイクシティでExcessive ForceのリハーサルをしていたときにForever Warのライブを観たんです。彼らは自分にとって「Life Sentence Recordsの強み」をすべて体現しているバンドだと感じ、その場でリリースをオファーしました。最初は7インチの予定だったんですが、そこからCDになり、最終的には12インチとCDのリリースへと発展しました。

https://xforeverwarx.bandcamp.com/album/upon-the-weak-and-broken

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https://www.instagram.com/lifesentencerecordsofficial?igsh=MTI0dzhqcXU0OXVqeA==

ovz: Excessive Forceは日本でも長く支持され人気です。再びライブを行うと知った時、驚きと同時に必然も感じました。

私は20代の頃、ストレートエッジとして生きていましたが、やがてブレイクしました。理由は色々ありますが、その一つはストレートエッジが自分にとって、他人を罰することを正当化するような「暴力」に近いものとして機能し始めていると感じたことです。それはまるで呪いのように残り続け、自分自身の未熟さが第一ですが、個人のライフスタイルであっても、その全体の意味を歪めてしまう危険性に気づいたからです。
あなたもそういった葛藤を経験したことはありますか?

Dan: Excessive Forceが日本で人気だと聞けて嬉しいです。いつか日本でライブをするのが夢ですね。
ストレートエッジには90年代から続く、いくつかの派閥があります。当時、私はFull Contactというバンドにいて、「What is Clean」という曲で、従来のストレートエッジとベジタリアン/ヴィーガン系ストレートエッジとの違いについて歌いました。そういった分裂は、シーン全体を希薄化させたり分断したりする側面があります。
ソルトレイクシティにも住んでいたことがありますが、あそこはストレートエッジが過激なことで有名でした。その一部は正当なものでもありましたが、誇張されている部分もありましたね。自分にとってストレートエッジとは、ドラッグフリーでポジティブに生きることですし、自分は一生ストレートエッジであり続けるつもりです。

このデモに収録されてません…

ovz: Full Contact!あなたのバイオグラフィーで聴いたことのない唯一のバンドだったので、とても気になっていました。もしよければ、歌詞についてもう少し教えてもらえますか?
また、自分のようにストレートエッジではない人間があなたの音楽を聴いたりレビューを書いたりすることについて、どう思いますか?
私としては外側から関わる観察者・記録者として向き合っています。

Dan: Full Contactはストレートエッジをテーマにした歌詞を持つハードコアバンドでした。「What is Clean」の一節はこんな感じです。

かつて純粋だったものが、今ではただの混乱に変わってしまった。同じストレートエッジ同士が争い、それぞれが自分こそ正しいと思っている。そんな分断されたシーンには一切関わらない。必要なのは団結し、ドラッグフリーで生きることだ

音楽には人に語りかけたり、その人生に触れたりする力があると思っています。音そのものやテンポで聴く人もいれば、歌詞を深く掘り下げてすべて覚え、歌ってくれる人もいる。音楽はとても個人的なものですし、自分の音楽に時間を使ってくれる人がいることは本当に光栄ですね。とても謙虚な気持ちになります。

ovz: ありがとうございます。ストレートエッジに限らず、今の時代全体にも響くものだと思います。
ハードコア以外で気分が良くなる音楽はありますか?音楽に限らず、気持ちが上がるものがあれば教えてください。

Dan: 最近は主にインディー系の音楽を聴いています。ただ、それが気分を明るくするかというと少し違っていて、とても内省的な音楽なので、自分の人生や現在地について考えさせられます。長年ずっと好きなバンドはDeath Cab for Cutieです。

https://youtu.be/3iV_1ESMHaI?si=8gvMjkDu1R8s7wVQ

ovz: Death Cab for Cutieが出てくるとは少し意外でした。自分もライブを観たことがありますが、とても演奏力の高い素晴らしいショーでした。
最後の質問です。あなたがハードコアに関わり始めてから長い時間が経っていると思いますが、このシーンは大きく変わったと感じますか?また、その中で自身の役割をどう捉えていますか?

Dan: ハードコアシーンは常に流動的で、変化し続けています。それが私にとっての魅力でもあります。長い間ライブに行っていなかった時期もありましたが、また足を運ぶようになってから、最初にこのシーンに惹かれた理由でもある「一体感」が変わらずそこにあると感じています。
シーンは今も強いですし、重要なことを発信している素晴らしいバンドがたくさんいます。だからこそ自分はここにいるし、このシーンを支えています。自分もその一員として貢献できていると感じていて、その一部でいられることを嬉しく思います。

インタビューしてくれてありがとう!!

https://youtu.be/SJbTGEo3cAg?si=fTDBENx4wUDVuQIB

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